由 緒 |
八代大歳神社(やしろおおとしじんじゃ)
670-0885 兵庫県姫路市八代宮前町19番27号 |
姫路城の北に位置する大歳神社は八代山(やしろやま)の麓に鎮座する。 |
御祭神は大歳神(おおとしのかみ)素盞鳴尊(すさそうのみこと)の御子、大山昨神(おおやまくいのかみ) |
大年神の御子、別名山末之主神(やますえのぬしかみ)が祀られている。 |
伝えられるところによると、八代はこのニ神の遣いの仙鶴のくわえた五穀の種子を作り、この神を祀ることで、五穀豊穣、家運隆昌、福寿長久、地域平穏なこと千代八千代なるべし、とのお告げにより、八代の地名を得たといわれている。 |
むかし北八代に大歳社(おおとししゃ)があり、南八代にも短羽矢明神(たんばや)と大歳社が祀られていた。 |
江戸時代(元禄の頃)に八代山へ別々に遷されたが、明治になり合祀された。 |
短羽矢明神は神功皇后が痲生山から射られた白羽の矢を納めて祀られていた。矢城村の名はそれから得られたともいわれ、ともに八代地名のゆかりの神となっている。 |